Listy z Polski・・ポーランド10年目。ラズベリースキー家の娘達、Liliankaは8歳、Amalkaは5歳半です。普段のできごとや見たこと聞いたことを綴っていきます。


by RyoRaspberryski
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シュトゥットホフ(Stutthof)・ミュージアム・・・その1

クリニツァに向けて車での旅の途中に「Stutthof」と書かれたコンクリートの大きな碑のような看板を見かけました。
夫にここは何なのか聞くと、
「ナチスの強制収容所、アウシュビッツと同じもの」と言います。

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今回のバケーションはただ毎日ビーチなどでのんびり過ごすのが目的だったのですが、この"シュトゥットホフ強制収容所"のことを知ったとき、こんなに近くに来ていて見ないわけにはいかないと思いました。

バケーション7日目の25日の朝は今にも雨が降りそうな曇り空。ビーチや散歩に行くにはふさわしくないのでこの収容所見学を提案しました。
Liliankaたちには理解できないからきっとつまらないだろう、と夫は渋り気味ですが出発しました。

シュトゥットホフ強制収容所はヴィスラナ半島の付け根あたりにある小さな町"シュツトボ"にあります。
シュツトボ(Sztutowo、ポーランド名)=シュトゥットホフ(Stutthof、ドイツ名)です。
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シュトゥットホフ強制収容所は戦時中、グダンスク近辺のユダヤ人やポーランド人の知識人などを収容・殺戮する為に作られました。

収容ブロックの多くは戦後取り除かれ、現在残っている建物は当時の1割以下です。
それでも残っている建物だけで充分当時の様子が窺われます。

見学者専用駐車場にいた猫。とても人懐っこいけど皮膚が病気らしくあちこちただれていた
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アウシュビッツととても似ています
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右に見えるのがこの収容所の総司令棟
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「死の門」。一旦ここをくぐると生きて出れることはなかった
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建物は平行に並んだ細長いものばかり。向こうに見えるのは女性ばかりが収容された「女性ブロック」
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ブロックの内部。古くなった木造の床や壁から独特の臭いが立つ
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細長い建物内に写真や資料がたくさん展示されています
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あちらに見える門の向こうはさらに「死」に近くなることを意味していました
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by ryoraspberryski | 2007-07-29 07:11