Listy z Polski・・ポーランド10年目。ラズベリースキー家の娘達、Liliankaは8歳、Amalkaは5歳半です。普段のできごとや見たこと聞いたことを綴っていきます。


by RyoRaspberryski
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

冬らしくなりました


久しぶりの更新です。

前回の夏休みの日記からいきなり冬版に。011.gif

このところ割りと暖かい日々が続いていてまた今年も温暖化の影響で変な天候になりそうだと思っていたのですが、

このところ珍しく冬らしくなりました。

気温は氷点下、-10~13℃です。
なかなか寒いです。

でもホワイトクリスマスが期待できそうです024.gif
f0129897_2031023.jpg



060.gif 060.gif

9月にはLiliankaが小学校に進学しました。
4年間の長い保育園を終え、やっと小学生になれたという感じです。042.gif

1年生は5クラスあるのですが、うち1クラスは特別クラス。
いろんな科目で授業の内容が濃いのだそうです。

入学前の面接や試験があったのですが、Liliankaも無事合格したので入れました。

Liliankaは勉強に対して苦手意識というものをまったく持っていません。
勉強は遊びだと思っている様子。

なので小学校へも「勉強しに行っている」のではなく、「遊びに行っている」と思っているようで楽しく仕方がないそうです。011.gif
f0129897_20223238.jpg



入学後にあった、「小学生宣言式」。体育館で。
f0129897_2025235.jpg



教室で、宣言したという証拠として拇印します。
左が担任の先生。
f0129897_20291115.jpg



終わったらお菓子パーティー。
普段甘いお菓子を食べないLiliankaもこういうときだけはおしゃべりもせず熱中して食べ貯めしてます(家ではクラッカーとかせんべいなどを好んで食べ、甘いものは「食べん。」と。)。
f0129897_20335059.jpg



廊下で
f0129897_20353049.jpg



060.gif 060.gif

ここからは写真です。秋版。

中庭の紅葉
f0129897_2049142.jpg



ハロウィーンの頃(旧市街広場)
f0129897_2046449.jpg



旧市街広場
f0129897_205998.jpg



ワルシャワ大学前の通り
f0129897_20572395.jpg



バスの運転手的気分
f0129897_2143168.jpg



中心街のメインの通り
f0129897_216399.jpg



ワルシャワのシンボル、文化科学宮殿
f0129897_2173580.jpg

[PR]
# by ryoraspberryski | 2009-12-20 21:07 | 週末・イベント・休暇

中世の町 ~2


教会でのパイプオルガンの演奏は20分程度でした。

こういう大きな聖堂で聞くパイプオルガンは、音響のせいもあってボリュームは最強。
頭の上からガーンと響いてきてちょっとうるさいです。

ヘッドフォンでもはめて音を半減させて聞くのが理想かもしれません。011.gif


シヴェンタ・リプカを出て、畑の中の一本道を車でほんの10分程度行くと、小さなレンガの町が見えてきました。
Reszel(レシェル)です。

レシェルは、1337年に村から"町"へと昇格、まさに中世の町です。

13世紀から18世紀まではこの地域ヴァルミア(マズーリ一帯)の司教の領地として発展。

司教によって後期ゴシック様式のレンガの城が立てられました。14世紀。
f0129897_23365446.jpg



こんな様式の城は、ドイツ領地だった地域一帯に見られます。

外観よりも機能重視という感じで、レンガ造りでデザインも素朴。
厳しくないところがいいです。049.gif

昔の大砲
f0129897_2442579.jpg



正門
f0129897_2453446.jpg



中庭から塔を見上げたところ
f0129897_2473574.jpg



町の一角
f0129897_3171538.jpg



城の塔から町を見下ろす
f0129897_319351.jpg



14世紀に立てられた教会(右)。
左には2~3世紀は経っていると思われる古~い空き家が。
f0129897_3214772.jpg



地下牢?
f0129897_322735.jpg



城の一部はホテルになっていて、中世の城の住人になった気分で滞在できます。
宿泊料は結構高いそうです。

中庭のカフェで休憩してからレシェルの町を後にしました
f0129897_323797.jpg



[PR]
# by ryoraspberryski | 2009-09-20 23:45 | 週末・イベント・休暇

中世の町 ~1


狼の巣・ヴォルフスシャンツェから次に向かったのは小さな町、シヴェンタ・リプカ(Swieta Lipka)です。

ここにある古い教会で夏のバケーションの期間はパイプオルガンの演奏会が催されます。
f0129897_18311950.jpg



歴史のある教会で、13世紀に建てられた小さなチャペルから始まり、17世紀には聖堂にとって変わりました。

教会門
f0129897_719159.jpg



回廊の一部に並ぶ売店
f0129897_882847.jpg



内装は後期バロック様式
f0129897_1935284.jpg



パイプオルガン
f0129897_81467.jpg



ステンドグラス。下に書かれている文字は中世ドイツ語。
中世(11世紀頃から)のポーランド北部はドイツ(テュートン)騎士団領だったのです。
f0129897_818883.jpg






狼の巣からの途中の村に「盆栽」と書かれた大きな看板を立てた家がありました。

こんな田舎に盆栽が売ってあるのかな?、と思い覗いてみると、盆栽という名前のアグロツーリストの家でした。

アグロツーリストとは、農家などの普通の家がバケーション客に部屋を貸すペンションみたいなもの。
出てくる食事はそこで作った新鮮な野菜や卵などで、アットホームなところがいいです。

なぜこの家が「盆栽」なのかというと、宿主人の趣味が盆栽なのでした。
庭に造られた小屋にはたくさんの盆栽コレクションが!(怪しげな文字の看板もあります023.gif)

一番古いのは25年くらい経っているのだそうで誇らしげに見せてくれました。
f0129897_8414246.jpg



[PR]
# by ryoraspberryski | 2009-09-10 19:36 | 週末・イベント・休暇

バケーションの3日目、友達一家が観光に行くというので私だけ一緒に連れて行ってもらいました。

滞在地クルクランキから車ですぐに行ける近場で見る価値ありそうな所に行ってみよういうことで。


田舎道や農村を通って走る事1時間ほど、ある森に突入しました。
Gierloz(ギエルウォジュ)という村の一部にある森です。

この森の中に「狼の巣」=ヴォルフスシャンツェ(Wolfsschanze)なるものがあるのでした。


狼の巣は、第二次世界大戦中にヒトラーが作った「統領大本営」です。
「狼」とはヒトラー自身のことを指しています。

彼は、ポーランド一帯や近辺の国々に関する指令をこの大本営から出していたのです。


ブンカーと呼ばれる台形をしたコンクリート製の巨大な塊が森の中に散在しています。
このコンクリの建築物が司令棟でした。
f0129897_751521.jpg



ヒトラーのお気に入りの建築家たちのお墨付き設計で、「どんな攻撃や爆撃にも耐えられる」ということで作られました。

外壁のコンクリの厚さなんと8m。
なので外見は巨大でも中の司令室は大きくないのです。
f0129897_7554389.jpg



建築の材料はドイツから電車で運び込まれ、それぞれのブンカー建築に数百人が携わり、6週間という短時間で一気に作り上げたそうです。

これって、豊臣秀吉の「一夜で城を建ててみせましょう!」と将軍(だっけ?)に言ったのに似てると思いました。

見学者がいっぱいいました。多くはドイツ人です。
というかポーランド人よりもドイツ人のほうが多いのではないか、というくらい多かったです。
f0129897_7585048.jpg



ガイドをしてくれたマジェナさん(↓写真左)は、ここ「狼の巣」の専門家で、巣に関することは何でも知っています。
「狼の巣(Wilczy Szaniec)」という本も出版していて、興味深いので買ってみました。
ついでにサインも書き込んでもらいました。001.gif
f0129897_657533.jpg




ここが1944年7月20日、シュタウフェンベルグ(Stauffenberg)による「ヒトラー暗殺未遂事件」のあった場所↓

仕掛けられた爆弾で死者が4人と負傷者がたくさん出たけれど、ヒトラー本人は手と額にちょっとケガをしただけ。
事件の同日にここ本営を訪れたムッソリーニに「私は不死身だ!」と何度も言ったのだそう。
f0129897_631581.jpg



1945年始めのドイツ敗北が確実になった時にブンカーの多くが爆破されました。
丸々残っているのもありますが、見事に破壊されたのものはコンクリの壁が四方に倒れかけたまま。

誰かが木の枝で支えるように立て掛けて以来、多くの見学者が真似してこうなりました。
f0129897_8115134.jpg



でもこれでも分るように、ブンカーは「どんな爆撃に耐えられる建築物」ではないことが証明されたというわけです。


「巣」の住人がいなくなって60年の歳月が経つと老朽化も進む
f0129897_5501247.jpg



ブンカーは今では「苔の巣」に
f0129897_651677.jpg



[PR]
# by ryoraspberryski | 2009-09-07 06:07 | 週末・イベント・休暇