民族パレード
2009年 08月 24日
昨日の土曜日は、ノヴィ・シュヴィアト(Nowy Swiat)通りでの民族パレードに行ってみました。
先週は市の主催で民族フェスティバルをやっていて日替わりでイベントをやっていました。
パレードはその一環。
通りは歩行者天国になっていてパレードを自由に見てまわれます。
ノヴィ・シュヴィアト通りで車を気にせず両サイド自由に見て歩けるのは実はとても嬉しいです。
観光客にとっては特にそうでしょう。
反対側も見たいけどこっち側も見たい、という時にその度車道を横断するのは面倒だからです。
それを知ってか、夏の観光シーズンには週末によく歩行者天国になるようです。
因みにパレードを見ていた人だかりの中に日本人のツアー団体もいました。
それぞれが(漢字の)名札を首から下げていたので一目瞭然。
「こんなのが見れるなんてすごいね!!」と感激しながら写真を撮っていました。
訪れたノヴィ・シュヴィアト通りで偶然パレードをやっていて得した気分だったようです。
4国のパレードです。
<エストニア>
シャツと帽子に施された刺繍がおしゃれです
このダンスを見ていたら近くにいた人が、「これってマズルカと同じだ。」と言っていました。
ポーランドの「ポルカ」とか「マズルカ」とかのダンスは近辺の国々にも広まったのでしょう。
<フランス>
フランスの衣装は全体的に「ゆったり着れる」タイプに見えました
男性のカーディガンにも刺繍が
女性の頭に乗せてある毛布はこうやって被る以外にもきっと用途があるのでしょう
<ウクライナ>
この団体は人数も多く、舞台向けでした
コザックダンス特有の踊り方で一番元気のいいのがウクライナ。
コザックと聞けばロシアを思い浮かべるかと思いますが、コザックはウクライナの民族です。
そして、
<ポーランド>
他の国よりもカラフルだし豪華です。
右の縦ストライプで刺繍がふんだんなのがウォヴィチ(Lowicz)の衣装。
左のブルーの男の子はクラコフの。
よく見るとトランペットにも花柄が描いてあります
この舞踊団、実はフランスからやって来ました。
ポーランド系フランス人なのです。
民族フェスティバルに参加した3つのポーランド舞踊団のうちこの団はゲスト参加していたようです。
年配の団員はポーランド語が話せるようですが若い人たちはあまり話せないようでした。
何せ難しい言語ですし継承するのも大変なのでしょう。
一応半分ポーランド人なもんで...仲間に入れてもらいました^^
この姉妹の着ているのはクラコフの衣装です。
待機中の一場面。
横縞のスカートはルブリン(Lublin)の衣装です。
by ryoraspberryski
| 2009-08-24 06:56
| 週末・イベント・休暇