中世の町 ~1
2009年 09月 10日
狼の巣・ヴォルフスシャンツェから次に向かったのは小さな町、シヴェンタ・リプカ(Swieta Lipka)です。
ここにある古い教会で夏のバケーションの期間はパイプオルガンの演奏会が催されます。
歴史のある教会で、13世紀に建てられた小さなチャペルから始まり、17世紀には聖堂にとって変わりました。
教会門
回廊の一部に並ぶ売店
内装は後期バロック様式
パイプオルガン
ステンドグラス。下に書かれている文字は中世ドイツ語。
中世(11世紀頃から)のポーランド北部はドイツ(テュートン)騎士団領だったのです。
狼の巣からの途中の村に「盆栽」と書かれた大きな看板を立てた家がありました。
こんな田舎に盆栽が売ってあるのかな?、と思い覗いてみると、盆栽という名前のアグロツーリストの家でした。
アグロツーリストとは、農家などの普通の家がバケーション客に部屋を貸すペンションみたいなもの。
出てくる食事はそこで作った新鮮な野菜や卵などで、アットホームなところがいいです。
なぜこの家が「盆栽」なのかというと、宿主人の趣味が盆栽なのでした。
庭に造られた小屋にはたくさんの盆栽コレクションが!(怪しげな文字の看板もあります)
一番古いのは25年くらい経っているのだそうで誇らしげに見せてくれました。
by ryoraspberryski
| 2009-09-10 19:36
| 週末・イベント・休暇