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Listy z Polski・・ポーランド10年目。ラズベリースキー家の娘達、Liliankaは8歳、Amalkaは5歳半です。普段のできごとや見たこと聞いたことを綴っていきます。


by RyoRaspberryski
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ポーランド語クラス(注・ほぼ画像なし)

ポーランド語コースをまだ取っています。レベルは上の下。

最近はものすごく難しくてヒーヒー言いながら受けてます。クラスメートも同様で、授業が終わると皆、「頭使いすぎて疲れた~!」などと叫んでいます。

ポーランド語はいろんな面が難しいですが、今やっている難しいのが、「数え方(複数形)」。

英語のように「数、プラス名詞を複数形に変える」だけのシンプルなやり方ではありません。
他の言語ではありえない数え方のルールがあるのです。

例えば、英語だと、1の場合単数形、2以上は複数形。単純だし納得できます。

ところが、ポーランド語だと、
1は単数形、2、3、4だと複数形、5から21まで単数形扱い、22~24は複数形扱い、25~31は単数形、32~34は複数形、...と延々と単数から複数に、複数から単数に、と変わり続けるのです。

それだけではありません、
数自体も、形容する名詞の性別によって変形するし、どの数が使われているかでまた変化します(これは詳しく説明すると長くなるのでしません)。

あまりに複雑なので数を数えるのが恐ろしくなってきます。





昨日のクラスが終わった後、クラスメートとカフェに行きました。
(写真をたくさん撮ったのですが、その後間違えてすべて消去してしまい画像なしです
^^;)。

先日、ギリシャに一時帰国したオディセウスがギリシャ語版の「星の王子さま」をプレゼントしてくれたのでお礼にランチでもおごってあげようと思い提案したら他のクラスメートも乗ってきたわけです(結局はオディセウスはおごらせてくれませんでした。紳士ですね)。
ポーランド語クラス(注・ほぼ画像なし)_f0129897_3471793.jpg

「星の王子さま」、ギリシャ語で「オ・ミクロス・プリスキパス」。

カフェではランチを食べながらコーヒーを飲んでおしゃべりしました。
一緒に来たのは、
ギリシャとポーランドのハーフのオディセウス。アメリカ人のロシャン(夫がポーランド人)。
イタリア育ちのポーランド人ヴォイテック。近くポーランド人と結婚するフランス人のジャン。
それと私。全部で5人。

イタリア育ちポーランド人のヴォィテックですが、なんとなく以前から話かけても対応が冷たい感じだったので「東洋人が嫌いなんだろう」と思って誘ってませんでした。
でも誰かが誘ったらしく一緒に来ることに。

一時間ほどしゃべったらジャンとロシャンは、「もう行かなくちゃ。」と帰ったので、ヴォィテックとオディセウスとまだおしゃべりを続けました。

この時点から、東洋にまったく興味のなさそうだったヴォィテックは実は東洋のことを結構知っているのが分かりました。その上日本のことや他のアジアの国々の文化や言葉などについていろいろ聞いてきます。ちょっとした驚きです。

一時間ほどしゃべってカフェを出ました。
その後、3人でノヴィ・シュヴィアト通りを歩きながら更におしゃべりが続きます。

エムピックという本屋の前を通ったときにふと思いついて、「見たいものがあるからここに寄るね。」と言うと、なぜか二人は黙ってついてきます(本音→二人を撒きたかったのだけど...)。
本屋を出、そろそろバスに乗って帰る時間なので、「バス停に行くね。」と言うと、なぜか二人もそのままついてきてバスが来るまでまたおしゃべり。

「これからどこ行くの? 帰るの?」と聞くと、
「う~ん、どこに行くかまだ決めてない。」とヴォイテック。
「どこも行くところがない。」とオディセウス。

この二人はものすごい暇人?

それに、30代半ば過ぎの東洋人の女が二人の若い男(ヴォイテック25歳、オディセウス20歳)と連れ立って歩いている光景がこのポーランドでは実に異様だったらしく(そうだろうと思ってはいたけれど)、通りがかる人たちがジロジロ見ていました...。

とにかく、これまで、「嫌われているかな」と思ってクラスでろくに挨拶すらしていなかった(ほぼ無視状態^^;)ヴォィテックがこんなに親しげだったのが驚きというよりはショックでした。
by ryoraspberryski | 2007-05-19 01:35